リリースされたのは気がついていたのですが、前回で見限ってしまっていたのと、WWWCで(設定を外し忘れていて)チェックしていたページがバグ修正のページだったこともあり、新機能に気づきませんでした。
このままスルーするつもりだったのですが、2010.05.06 連休明けの日 - Underforge of Lackによるとなにやらすごくよくなったらしい(英語はようわからん)^^; ので、ちょっと入れてみました。
インストールについて次に少し触れておきます。
- Foxit Software - Downloads - Foxit Reader 3.0 Build 1506(中身は3.3です。相変わらずタイトル修正してないのね……)よりダウンロードします。
- ダウンロードは「exe」「zip」「msi」が選べますが、余計なプラグインとかは後でダウンロードできますので、本体のみの「zip」を選びました。
- FoxitReader33_enu.zipを解凍してできた「Foxit Reader.exe」をインストール先のフォルダに移動します。
- 中途半端でも日本語化を望む場合は、前のバージョン(3.2)の日本語化ファイルをFoxit Corporation - Multi-language Translation System(5/13:3.3用)から「lang_jp_jp.xml」を右クリック「名前を付けてリンク先を保存」で「Foxit Reader.exe」と同じフォルダにダウンロードします。
FoxitReaderを起動してメニューが日本語化されていない場合、「tools」→「Preferences」→「Languages」で「Choose custom language」にチェックして「Japanese」を選んで「OK」をクリックするとメニューなどが日本語化されます。 [画像]
- 「ヘルプ」→「アップデートの確認」で必要なプラグインなどを導入します。「Eastern Asian Language Support」は縦書き文字のフォントが含まれているようで、これくらいは入れて置いた方が面倒ないかと思います(でも縦書きはろくな表示をしてくれないです)。人によっては「JPEG2000 and JBIG2 Image Decoders」が必要かもしれません。
JBIG2は以前、脆弱性が見つかって修正されたことがあるように、インストールするものが増えるほど脆弱性にあたる機会が増えますので、この辺は必要最小限で構成して、必要になったら追加するのがいいと思います。 [画像]
さて、本題のセキュリティ機能ですが
Foxit Readerに攻撃防止の新機能、PDFの仕様問題に対処 - ITmedia News
リリースノートによると、Secure Trust Managerではユーザーが許可していない動作およびデータ転送(URL接続、添付PDFの動作、JavaScriptの機能を含む)の許可/不許可を設定できるようになった。悪質なコンテンツやウイルスによる攻撃を食い止める狙いがある。
とあるので、さぞ設定するところが増えただろうと思ったのですが「Trust Manager」の項目は「Enable Safe Reading Mode」があるのみでデフォルトでチェックされています。
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気になったのは「JavaScript」の項目が独立している事。「JavaScriptアクションを有効」は必要ないならチェックを外しておきましょう。
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ちなみにPDFは被害を受けやすいとかのデモPDFファイルを実行してみると、Trust Managerのモードを変えないと許可さえできなくなりました。
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