昨日につづいて、PNGを無劣化でファイルサイズを小さく(最適化)します。
昨日のJpegのときに、何故このブログで使ってるテンプレート「ペンギンの夏(白)」を使わなかったのかというと、実はペンギンの絵が
GIFだったからで、決して昨日の絵が圧縮しやすかった訳ではないのです。だから、今日のサンプルはペンギンです(笑)。
禺画像]クリックで拡大します。 オリジナルは、7,213バイトです。
ちなみにWindows XP付属のペイント(mspaint.exe)でPNGにすると、6,582バイトになります。
さて、PNGを最適化するソフトですが、
PNGOUT.exe(40,960 bytes 02/09/2008)を使うのですが、GIFが256色なので
pngrewriteも利用できます。こうなるといろいろ面倒ですので、
BlastPNGを使いましょう。
説明どおりダウンロードしてインストールすればいいのですが、BlastPNGは現在ユーカリ(http://omoikane.kuronowish.com/)に含まれてますので、BlastPNGを探して右往左往しないように(ええ、ずいぶん探しましたよ orz)。
※OptiPNGのインストールは特に必要ありません。理由はあとで述べますが、最適化は最新のPNGOUT.exeで十分です。
では検証結果です。
GIFオリジナル |
7,213 |
mspaint(参考) |
6,582 |
OptiPNG |
5,527 |
pngrewrite+OptiPNG |
5,512 |
pngrewrite+OptiPNG+cPNGC |
5,512 |
PNGOUT |
5,313 |
pngrewrite+PNGOUT |
5,264 |
pngrewrite+PNGOUT+cPNGC |
5,264 |
pngrewrite+OptiPNG+PNGOUT+cPNGC |
5,264 |
結果は、オリジナルに比べて、1,949バイト、約27%小さくなっています。
mspaint比で、1318バイト、約20%小さくなります。
※透明色の情報が失われる場合、cPNGCを処理しないで試してみて下さい。
さて、OptiPNGがぱっとしません。というより今年アップデートされたPNGOUTが優秀すぎるのでしょうか?
あんまりなので、-o7(240通りのトライアル)より重い -zc1-9 -zm1-9 -zs0-3 -f0-5(1080通り)を指定してみても同じ結果でした。OptiPNGの負荷を考えると、最適化はPNGOUTで十分
※1と言えます。
それよりもサンプルにしてお(略:
昨日を参照)テンプレに
27%も圧縮可能なGIFを使うメリットがあるのでしょうか?
転送量(ry
もちろん、このブログはpngrewrite+OptiPNG+PNGOUT+cPNGCで、9月上旬からは、pngrewrite+PNGOUT+cPNGCで処理してます(笑)。
※1 あくまでOptiPNGで処理する時間と得られる結果(サイズダウン)を考えればというだけで、いつも効果がない訳ではありません。
例えば、http://puppet.asablo.jp/blog/img/2008/08/07/70928.png (170,509バイト)をOptiPNG(1080通り)+PNGOUT+cPNGCで処理すると、160,210バイトになります。私は4倍以上の時間を使ってここまでする必要があるとは思えませんが、個々でご判断ください。
セコメントをする