禺画像]
リパースポイントを作成した状態
システムドライブのフラグメント化防止の意味で、Fxのキャッシュファイルを他のドライブに指定したいと思ったら、普通は
user_pref("browser.cache.disk.parent_directory","パス名");
で終了な話なのですが、user.jsにキャッシュフォルダを指定しているのを忘れて、他のプロファイルに上書きしたりすると、「
障害?と思ったら……orz」のような悲しいことが起こったりします。
プロファイルフォルダ名を付加して指定する方法があれば解決するのになぁと探してたら、全く別の方法
リンク/ジャンクション作成ツールにたどり着きました。
ハードリンクは知っていたのですが、ジャンクション(Windows 2000/XPではリパースポイントで代用)が使えたなんて今まで知りませんでした。orz
(リパースポイントを大雑把にいうと、AというフォルダにBというフォルダをくっつけるようなものです。Aにアクセスすると、実際はBの中にアクセスしてる状態になります)
コマンドラインでパス指定はちょっとつらいので、他を探すといくつか見つかりましたが、どれがいいのか分かりません。
とりあえず説明のSSが充実していた
NTFS Utilsを導入してキャッシュドライブを移してみました。
手順は、
- Fxを終了
- 「C:\Documents and Settings\<ユーザ名>\Local Settings\Application Data」の下の「Mozilla」を別のドライブにコピー(「W:\Mozilla」とか)します。
- コピー元のMozilla配下の「Firefox」をごみ箱へ
禺画像]
- 削除した「Firefox」の親ディレクトリ(コピー元の)「Mozilla」で右クリック「リパースポイント」の作成を選びます
禺画像]
- マウントするターゲットフォルダに「2.」でコピーした「Mozilla」を指定(この例では「W:\Mozilla」)します
禺画像]
これで、「C:\Documents and Settings\<ユーザ名>\Local Settings\Application Data\Mozilla」のアクセスはコピー先のドライブ(この例では「W:\Mozilla」)になります。
禺画像]
結果、user.jsで指定しなくてもキャッシュの置き場は、別ドライブ(W:)にプロファイルごと分けて作成されるという訳です。
いっそ「Documents and Settings」を丸ごと別ドライブにとも思わないでもないですが、今は別の目的がありますので(笑)。
覚書
レジストリで移動する場合:
ITmedia エンタープライズ:Windows Tips「Documents and Settingsフォルダの場所を変更する」
リパースポイントで移動する場合:
Documents and Settings の移動 - パソコン・メモメモ備忘録
(面倒という話だけど、回復コンソールを使ったことないから間違ってるかもしれないけど、回復コンソールで起動してln.exeでリパースポイントを設定できないのかなぁ)
セコメントをする