Googleが無料DNS「Google Public DNS」を提供
2009-12-05


Google、無料DNSサービス「Google Public DNS」発表 - ITmedia News  GoogleはDNSのレスポンスが遅くなる主な原因の1つをDNSのキャッシュが失われることにあると考えており、大量のドメインのキャッシュをTTL(キャッシュ生存期限)が切れる前にリフレッシュしてサーバに保有し続ける。
(中略)
セキュリティ面では、DNSメッセージ中のクエリ名と関連するデータをランダム化することでなりすまし攻撃から防御する。
(中略)
 プライバシーに関しては、Googleは高速なサービスに必要なテンポラリーなログのみを保存し、24〜48時間以内に収集した情報を消去するとしている。 ↑こんな抜粋じゃなく元記事を読まれる事をおすすめします。

ユーザ登録とかなしに、DNSに8.8.8.88.8.4.4を指定するだけでこのサービスを受けられます。
設定方法が分からない方はGigazineを見るといいのかな。
Googleの無料パブリックDNSサービス「Google Public DNS」を使ってネットのアクセス速度を上昇させる方法 - GIGAZINE


ところで、DNSをGoogleにすると何処のドメインにアクセスしようとしているかGoogleには筒抜けになるわけで、Googleも行動ターゲティング広告(ITmedia)をやっている以上、DNSの参照情報も利用されるんじゃないかなと邪推してます。

勘違いしないで欲しいのは、私は「行動ターゲティング広告」を否定してるのではなく、ad4Uなどのブラウザバグを利用する卑怯なやり口を否定しているのであって、方法に問題がなければ、どうせ表示される広告なら興味あるものが表示された方がいいと思っています。

むしろ、DNS参照情報を「行動ターゲティング広告」に利用するというやり方なら、私が問題にしている部分を一応クリアしてしまえる上、DNS利用者には高速で安全なDNSが提供されて双方にメリットがあるわけで、利用者に一方的に負担を強いるブラウザバグを利用する方法からすると、とてもスマートだと思ったのでした。

つうか、これが普及したらad4Uは詰みじゃね?w

<追記>
試してみたら、Firefoxで見る分にはよく分からない程度(そりゃ仮に0.1秒早いからってADSLで違いを感じるのは難しいかとw)だったのだけれど、WWWCが爆速(100サイト程度チェックしてるからねぇ)だったw
まだ実験段階ということもあるので、代替の方ををOpenDNSにして使うことにしました。
</追記>


参考
Google Public DNS
Official Google Blog: Introducing Google Public DNS
Your Privacy


追記
Google Public DNS - cNotes: Current Status Notes 前述の行動調査の話と、結構な頻度で発生しているgmail、youtubeなどGoogle関連の障害を考えるとGoogle依存してしまうことのメリットとリスクは考えないといけない話ですね。 障害時だけの話なら、優先にGoogle Public DNS、代替にOpenDNS(208.67.222.222、208.67.220.220)を指定すればいいんじゃね?と思ったのでした。


Googleが無料DNSサービスをテスト公開、Webの高速化が目的 -INTERNET Watch あくまで個人のテスト用という位置付けだ。


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