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Sound Player Lilithを使い始めてから5、6年程になるのだけど、考えてみればLilithで1度もmp3にしたことがない。
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CDの殆どはape+cueにしてPCに入れてあるので、cueからタグを挿入してくれると楽だなぁと、セットアップしてみることにした。(ちなみにLilithは、設定、その他のオンラインアップデートで0.992にアップデートした方がいいです。テストバージョンの筈なのだけど……ねぇ)
先ずは
LAMEが必要になるのでダウンロードします。
解凍したら、lame.exeとlame_enc.dllを適当なフォルダ(Lilithのフォルダでもいい)に入れます。
次はLilithの設定ですが、右クリックしてメニューから、ファイルの変換→設定、External Processを選んでプロパティを押すと、外部コマンドライン設定のダイアログが表示されます。
参照ボタンを押して、先程格納したフォルダのlame.exeを指定します。
コマンドラインの詳細は、
外部プロセス設定に詳しく説明されてます。
"--alt-preset standard" "%FilePath%%FileName%%FileExt%" "--add-id3v2" %#"--tt" "%>%Title%" %<"--ta" "%>%Artist%" %<"--tl" "%>%Album%" %<"--ty" "%>%Date%" %<"--tc" "%>%Comment%" %<"--tg" "%>%Genre%" %<"--tn" "%>%Track%" %<"%OutFileName%.mp3"
ただ私の使い方では、このまま使うと非常に不味い(笑)。複数曲を変換すると同じファイル名にエンコされるので、最後の1曲しか残らない(笑)。タグは全て入力済みという前提で、%OutFileName%をトラック№と曲名に置き換え、ビットレートも変更しました。
"-V0" "--ignore-tag-errors" "%FilePath%%FileName%%FileExt%" "--add-id3v2" %#"--tt" "%>%Title%" %<"--ta" "%>%Artist%" %<"--tl" "%>%Album%" %<"--ty" "%>%Date%" %<"--tc" "%>%Comment%" %<"--tg" "%>%Genre%" %<"--tn" "%>%Track%" %<"%FilePath%%Track% %Title%.mp3"
訂正:コメントで間違いの指摘を頂きました。--tgがあるのに"%>%Genre%"がなくなってました。正しくは外部プロセス設定で引用した部分の最初と最後をいじって、なくてもいい引用符を消していただけだったのですが、HTMLに編集の過程か(当時特殊文字の置き換えは手作業だったこともあってか)なにかで間違えてしまったようです。ということで引用符も消してないのを貼り直します。m(_ _)m
-Vは可変ビットレート(VBR)で、0(ファイルサイズ大:高音質)~9(ファイルサイズ小)が指定できます。-V5だと平均140?くらいなので携帯プレイヤー向きと思われます。
Lame 3.98.2だと --vbr-newはデフォ
のようですが、おまじない(笑)なので消しました。
可変は嫌という場合、「-b320」(高音質)とか「-b128」(携帯プレイヤー向け)を「-V0 --vbr-new」と置き換えます。
<追記>指定できるビットレート(-bの後ろの数値)は、320/256/224/192/160/128/112/96/80/64/56/48/40/32で、192あたりで違いを聞き分けられる人がグッと減るようです。
</追記>
Lameのパラメータの詳細はコマンドプロンプトでLame -?で見れます。(それで不自由しない人はこんなとこ見ないですね。日本語で解説されている方がいらっしゃいますので参考まで
new)
VBR以外に携帯プレイヤー等の互換性で問題になりそうなのは、ファイル名(日本語とか)はリネームすればいいとして、--add-id3v2を--id3v1-onlyにするくらいでしょうか。
互換性が不安なら、いっそタグなし(-b128 "%FilePath%%FileName%%FileExt%" %<"%OutFileName%%Track%.mp3")でいいかもしれません。
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