このところ、Adobe Reader 0-dayが酷いと嘆いてる人も多いかと思います。
JISの規格票 [jisc.go.jp]がAdobe ReaderかつJavaScript有効でないと読めません。[slashdot.jp]
な人は御愁傷様と言う他ありませんが、Adobeに関わらず、基本JavaScriptは切って使いましょう。
例1.Adobe Reader - INTERNET Watch 例2.Foxit Reader
また、危険なのはJavaScriptだけではありませんので、止められるオプションは可能な限り止めておきましょう。
Adobe Reader 「信頼管理マネージャー」/
「マルチメディアの信頼性」、
Foxit Reader 「Trust Manager」
参考動画:
lac - 「Adobe Readerの脆弱性は修正されたけど、設定はこうしておこう!」
ユーザ毎の設定になりますので、複数ユーザで利用されてるパソコンでは、一々各ユーザにログインしてこの作業をしなくてはいけません。
一方でAdobeでなくてもいい(たまに表示がくずれたり表示されなかったりしてもいい)という人だと、これだけウイルスのターゲットにされるAdobeに拘る必要はないわけで、PDFを表示するにあたってのあれこれをまとめておこうと思った次第。
GoogleにPDFを把握されても困らない人向け
Google Docs Viewerを利用してPDFを表示すれば、アプリをインストールしなくて済む=(これだけで完結できるなら)管理するものが一つ減るというメリットがあります。
ただし、Google Docs Viewerに脆弱性があった場合、どのようにアナウンスされるのか、Googleはサービスを停止して対応するのか等は不明です。
Google Docs Viewer経由で見るには「http://docs.google.com/viewer?url=」+PDFのURLとすればいいですが
Firefox
Google Docs Viewer (PDF, PPT, TIFF) :: Add-ons for Firefox
gPDF :: Add-ons for Firefox
Google Chrome
GoogleDocsPDFViewer ≪ Google Chrome Extensions
gPDF ≪ Google Chrome Extensions
などの拡張を使うと簡単になります。
gPDFはURLを置き換えるので、ダウンロードする場合もGoogleを経由する必要があります。
また、Firefoxでは次のように
「
Greasemonkey」あるいは「
userChromeJS+
サブスクリプトローダー+
userContent.js」の環境で
PDFをGoogle docs経由で開くをAutoPagerizeに対応のユーザースクリプトを導入する方法もあります(ユーザースクリプトはどちらかというと邪道なので詳しい解説はなしですw)。
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