テスターで低い抵抗値を計るのはどうも値があやしい(計る度ブレが大きい)気がしたので、USBパワーチェッカーを買ってしまいました。
ルートアール QC2.0対応 USB 簡易電圧・電流チェッカー 積算機能・VA同時表示対応 ブラック RT-USBVAC4QCこれによると
MarkV 5.01V 0.55A 9.1Ω 2.7W
MarkU 5.04V 0.44A 11.5Ω 2.2W
となるようです。テスターの結果とずいぶん違う……
撮るものもない(ふたご座流星群?晴れなかったよorz)ので実地テストではなく、室内で動作確認テストをやってみました。(今夜はとても寒いのでちょうどいい)
ヒーターの取付位置はこの前と違い、レンズフード近くの金色の線の上に巻き付けました。
禺画像] 禺画像]計るポイントはレンズプロテクター中央とズームリング下の二ヶ所。ズームリング下はレンズボディの放熱とカメラ本体への影響を見るためです。
経過分 | 気温 | レンズ | ボディー |
---|---|---|---|
0 | 6.0 | 8.0 | 9.0 |
5 | 5.9 | 8.0 | 8.8 |
10 | 5.8 | 8.8 | 8.0 |
15 | 5.7 | 8.8 | 8.0 |
20 | 5.5 | 8.8 | 7.8 |
25 | 5.5 | 8.8 | 7.6 |
30 | 5.5 | 9.6 | 7.2 |
35 | 5.5 | 9.0 | 7.0 |
40 | 5.4 | 9.2 | 7.2 |
45 | 5.4 | 9.0 | 7.2 |
50 | 5.4 | 9.0 | 7.2 |
55 | 5.4 | 9.0 | 6.8 |
60 | 5.3 | 8.8 | 7.2 |
ヒーターを外して電熱線接触部分を計ると25℃でした。
0分のボディ温度が高めなのは、レンズヒーターを装着するために手で触っていたからでしょう。
測定結果からヒーター装着から効果が出始めるのは10分程度必要と考えられます。
不満です……無風なら結露はしないでしょうが、風があって湿度が95%だったとしたら余裕がなさすぎます。(参考:温度と相対湿度による空気の露点温度 - ハイブリッド・エコ・ハートQ)
どうやらレンズボディを布などで覆ってボディからの放熱を妨げる必要がありそうです。
それはそうと、もう少し電熱線の温度を上げたいのでMarkW作ってみました。(^^;
禺画像]ポイントは収縮チューブで真ん中まで覆った後、二つ折りにしてさらに収縮チューブで一本にまとめています。
アルミテープで覆った場合、レンズに巻き付けた時にしわがよって、レンズボディとの密着性が低くなっているのでは?と考えたゆえの苦肉の策です。
測定結果は
5.00V 0.62A 8.06Ω 3.1W
気温 3.5℃で20分後にレンズ9.0℃、ボディ7.6℃、接触面34.5℃
気温より5℃以上高くなったのでその点は良かったのですが、動作始めになにか焦げ臭かったので、MarkWはお蔵入りの欠番になってしまいそう。
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