今まで自作のレンズヒーターで星空を撮ってましたけれど、ニクロム線はピンポイントの加熱になるので、レンズを十分に温めるにはニクロム線の温度を少々高め(50℃超え)にしなければならず、このような加熱がレンズボディにいい訳ないとアルミでおおったMarkⅡはアルミ面が大きすぎて失敗、温度をさらに上げてアルミ面を小さくしたMarkⅢでギリ実用可といった具合で、PTCリボンヒーターかCNTECを素材にした面発熱のレンズヒーター欲しいなぁ……などと思ってました。
PTCリボンヒーター、CNTECの利点は面発熱なのであまり温度を上げなくてもレンズを十分に温められるだけでなく、必要な温度に達したらそれ以上加熱されないのでオーバーヒートの心配がない点にあります。
だからと言って、個人でこれらの材料を特注するにはお金がかかりすぎますし、ニクロム線ヒーターもMarkⅣ(友達に0.58A版を作りました)以降これといったアイディアもなく、ファブリックヒーター使ったレンズヒーターどっか売ってないかなぁ……などと思ってました。
ファブリックヒーターのレンズヒーターが売ってなかったわけではないのですけれど、高いし(ちょっと前まで9.8k)マジックテープが弱すぎると評判が悪いので二の足を踏んでたところ
Vixen カメラアクセサリー レンズヒーター360 ブラック 35411-5タイムセールで炭繊維発熱材(きっと炭素繊維の間違いだよなぁ)を使ったヒーターを知りました。しかも1.6k未満(タイムセールでは240円引き)
COOWOO カメラレンズヒーター 結露対策 レンズ霜よけ 外径59mm~100mm 天体望遠鏡/Canon/Sony/Nikon/SIGMA/SAMYANG/TAMRON デジタル一眼レフカメラ対応?USBケ-ブル1.5M?巻きつけ型 レンズウォーマー 【改良版】 星空撮影 天体観測 夜景撮影ええ、ポチりましたともw
そしてクリスマスにやってきたw
結論から言うとSAMYANG 14mm F2.8には少し幅が広すぎて使えません(ヒーターが写り込む)。
フードギリギリに付けてもマウントが隠れてしまう。あと1cm幅が狭ければ……
TAMRON SP 15-30mm F2.8 Di VC USDなら大丈夫ですが、これで星は撮らないので……
SAMYANG XP 14mm F2.4なら少し長いみたいだしいいのかなぁ。
SAMYANG 14mm F2.8を使って加熱テストをしたところ、レンズ表面を気温より12℃以上高くすることができましたので、雪の中の撮影でも十分な性能を発揮すると思われます。
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